過保護と過干渉、親離れと子離れ
2015年 11月 29日
私は子離れしてないと思う。
私は過保護だと思う。
でも、それって必要だと思っている。
育児に求められるものは場所でも時代でも違う。子どもが働く国もあるし、時代もあるし、謝らないのが生きる知恵だったり、すぐ謝るのが処世術だったり、大人になっても親と寝るのが当たり前だったり、子どもは別室が基本だったり。どんな方法がベストかなんて、周りの意見だけでは翻弄されてしまう。
育児をするとき、「これからの時代」「これからの日本」を考える。
世界はざわついている。しかし日本は平和だ。正確には平和ボケしている。グローバル化が進んでいる。いや、進むべきだというべきか。兎に角、過去のように小さな島国で和を乱さず穏便に過ごすことが美徳とされる時代は終わった。右ならえの調和ではなく、個性を包括した上での大調和が、求められる。
だから、
ここからが本題なのだけれど。
だから、子どもには「人と違って恥ずかしいよ」という理由でしつけることは絶対したくないと思う。そして、なるべく、「お父さんとお母さんはこう思うけどね、自分で決めるんだよ」と言ってあげたい。今は大人の庇護のもとで自由にならないこともあるけど、大人になったら自由だよ、責任も生まれるけどね、と言ってあげたい。あれはいけないこれはいけないと厳しく言うことがしつけだと言う人がいるけれど、目を離さずじっと見てあげることこそ大事だと思う。それは、これからの時代、他者の理解のためには根気と忍耐が必要とされるからに他ならない。時代と場所によって子育ては変わっていいと思う。それぞれで学ぶことがある。
これからの日本のこれからの時代は、親も根気と忍耐と受容と違いを楽しむことが大事かな。そう思って育てていきたい。
by tyukita
| 2015-11-29 13:03
| 1104〜育児、育自