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青森、沖縄、グァテマラ、岡山で生活してきたカフェ好き主婦の自由なブログです。


by tyukita
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続・学力テスト

毎日新聞と産經新聞の記事を紹介。

毎日新聞は「結果だけで判断するのはやめて」という現場の声を紹介。また、成績が伸びた県、成績上位県からは喜びの声も。

産経新聞は学力テストによって子ども達の課題が浮き彫りになったとした。

あのね、わたしはね、この学力テスト肯定派も反対派も、この学力テストの結果だけで子どもの評価を決めるのであればそれが一番の問題だと思うのです。

前にも紹介した「どんぐりの家」には、
「1できることも10できることも同じように尊いんだよ。そのために努力したということが尊いんだよ」(今手元にないため、詳細間違ってたらすみません。たぶん3巻だったと思う)というセリフがある。
学力テストは、他人や他県との競争ではない。
自分が過去の自分からどれだけ伸びたかをみるものだ。
点数や順位は、目標を掲げる際に必要な指数に過ぎない(ただ、私立校が不参加のためデータが正確ではないという点については、システムの改善が必要だと思う)。
指数がね、必要ないとか必要だとかいう議論はおかしいのですよ。
跳び箱の段から数字をとりましょうか、なんてもんでね。
だから教えるべきは、「いい点数をとりなさい」とか「みんな一緒がいいんだよ」とかいうことではなくて、「1できることも10できることも同じように尊いんだよ。そのために努力したということが尊いんだよ」ということなんじゃあないか?

先生方も、本当に日々お疲れさまですが、この際上からや周囲からの圧力を無視して、跳び箱10段飛べないことを嘆くのではなく、1段から2段、2段から3段に上がることを喜べばいいのではないでしょうか。

(小学校中学校の勉強は、やればやっただけ結果がついてくるもの。努力の面白さを学ぶ意味で、小中学校の勉強に励むのは子どもにとってこんなに身近で取り組み易いものはないと個人的には思う)
by tyukita | 2009-08-28 12:04 | 世間のはなし