人に(むりやり)送ったメールの引用なので敬語です。
これからの東アジア情勢のついて今現在思うこと。です。
(1)中国とアメリカとどちらが「マシ」か?
中国の属国になるというが、既に日本はアメリカの属国ではないか、という声が聞こえてきそうです。沖縄の基地問題も、騒音や米兵の起こす事件などいろいろと不満はありますが、日本(沖縄)が不平等に扱われる地位協定が一番の問題なのではないでしょうか。既に日本はアメリカに頭が上がらない属国かもしれません。
アメリカは戦争で日本を負かした国です。あからさまな人種差別もありました。経済の不利益さえ被らなければ米軍基地を沖縄から撤去したくなるのもわかります。
しかし、しかし、私は「言論・信仰・思想の自由がある」という一点だけで、米国の覇権主義は中国の共産主義体制より「マシ」だと思うのです。
(2)外交は好き嫌いでするのではない
極端な右翼は中国人そのものを嫌い、極端な左翼は地球市民すべてが日本人のような能天気なお人好しだと信じています。
しかし、冷静に考えて、外交はどこの国民が好きとか嫌いとかいうセンチメンタリズムでするものではありません。日本の政治家の役割は「国民の生命と財産と自由を守る」ために「価値観の近い国とどう協力しあって、価値観の異なる国とどう妥協しあうか」冷静に判断することだと思います。
その視点に立てば、中国人がどうこうとか、中国文化がどうこうとかそういう議論ではなくて「今現在の共産党の政治体制」が日本にとって脅威なのだと思います。
それは、上に書いた事と同じなのですが、共産主義体制には「言論・信仰・思想の自由がない」という一点からです。
(3)「言論・信仰・思想の自由がない」状態とは?
それが一体どういう状況なのか。なかなか想像できませんが、世界各国の亡命しているチベット人、ウイグル人、法輪功の信者たちがどのような運命を辿っているのかを学び、想像するしかありません。ノーベル平和賞を受賞した劉暁波氏のニュースを中国国内で流さない事実が何を意味するのか、想像するしかありません。
言論・信仰・思想の自由がなくとも、党の言う事を従順に聞き、おとなしくしていれば生命は保障されるかもしれません。チベットの寺院は破壊され神聖なポタラ宮殿は観光地となり下がりました。日本も寺社仏閣が破壊され、御嶽が破壊されても、それでいいじゃん命が助かれば、と言えればそれはそれでいいのかもしれません。
(4)一番大切な事。戦争になった時点で外交は失敗。
武器を持つとか持たないとか、どこと同盟を結ぶとか結ばないとか、そういうのはすべて戦争を避けるためにすること。
武器を持ったから戦争になるとか、武器を捨てたから攻められないとか、そうい単純なことでは絶対にない。だから、いちいちその時の情勢を見極めて、どのカードを切るべきか、何を死守すべきかということを判断しなければならないと思います。
日本は、第二次世界大戦で敗戦しましたが、本当はABCD包囲網で追い込まれた時点で外交的には敗れていたのです。
外交の最大の使命は戦争を避けること。軍備の最大の使命も、戦争を避けること。経済の最大の使命も、戦争を避けること。そのあたりを右翼も左翼も互いに誤解していると思います(左翼は右翼を好戦的と言い、右翼は左翼を幻想主義と言う。「戦争を避ける」という目的を忘れ、方法そのものが目的になっている。大事なのは「戦争を避けるためにどの方法がリアル?」かを考えることだと思う)。
山本五十六さんはわかっていたと思います「百年兵を養うは、ただ平和を守るため(山本五十六)」。勝海舟も坂本龍馬も、日本の平和を守るために海軍を増強し、貿易を始め、国力を強めたのではなかったか、と思います。
(5)現代は情報戦。どの情報を信じるか。
以上、いろいろ長々と述べてしまいましたが「デマだ」と言われればそれまでです。私が現場を目の当たりにしたわけではないのですから。
だから全ての情報は「仮説」にしか過ぎないのだと思います。
どの仮説がリアルに近いのか?
時間をかけて検証していくしかないと思います。
私が実際に目の当たりにしたこと。
観光客をも巻き込んで行う韓国での有事避難訓練。
ネパールで出会った亡命チベット人が輪になって独立の歌を歌っていたこと。
グァテマラでつい10年前までジェノサイド(民族浄化)が行われていたこと。それでお父さんを亡くした人と仲良くなったこと。
グァテマラで、日本人の友人が7人中5人が強盗に銃を突きつけられたこと(それぞれ違う場所で)。「私はこんなところで死にたくない」と心底思ったこと。
外国に比べて、日本のあまりに治安のいい状態。日本でバックパッカーとしてテントを背負い外で寝泊まりしている友人がいるが、日本でじゃないととても考えられない。
以上、目の当たりにして心から感じたこと以外は、情報から仮説を立てて、信用できそうな内容を信じるしかないと思います。
これから、どうなるのでしょうか?
今の内閣への批判はいいのですが、批判のための批判ではなくて、もっと国民自身が自分の頭で考えて情報収集をして、建設的な議論が出来るようでなければならないと思います。
いや、もちろん、私ももっと勉強しなきゃ。