今日のブックス
2010年 12月 03日
読み終わりました!映画も観るつもりです。
思ったのは、「お産」ももちろん素晴らしく感動的だけれども、「結婚」も同じくらい素晴らしく感動的ではないかな、ということ。
この本・映画には色々な夫婦が出て来て、出産を巡ってそれぞれの壁にぶつかるのだけれど、本当に夫婦が支え合っていさえすれば乗り越えられるんだなと思った。
もちろん、いろんなカタチがあって、自分と一番強くタッグを組む相手がもしかしたら結婚相手じゃないこともあるかもしれないけれども、でも、それでも、基本的には夫婦で頑張るっていいもんだと思う。
子どもが難病を持って生まれた場合、夫婦の絆が強まる場合と、看病で忙しすぎてすれ違ってしまう夫婦がいると聞いたことがあるので、そんなに単純なものではないのだろうけれど。ちょっと脱線したところでいろいろ考えてしまいました。
こちらも二回目、読み終わりましたが、『えらぶお産』と重なる部分が多かったかな。だから二冊読めばナナコカラーに染まれます。
しかし、本当に同じ医療従事者でも意見が異なるんだなあとびっくり。
情報がたくさんあって、何を信じればいいのか…ということで、私は最終的には自分と感覚が近そうで尊敬している、助産師の勉強している人に意見を求めました(協力隊に参加したら助産師さんの知り合いが増えて嬉しいなあ)。
女性が一番気になる会陰切開については、大葉さんは「本当は必要ない」派。もちろんそれぞれの考えがあり、自分で納得するバースプランを立てることが大事、ということを前提にしてだけれど。
私の通っている病院の先生とその助産師見習いさんはまた違う意見でした。
それぞれの医療従事者がそれぞれの経験からよかれと思ってしていることなので、どちらがいいかは結局妊婦さんと赤ちゃんがどう感じるかでしかわからないのかもしれません。「誠心誠意できるだけのことをした」「誠心誠意できるだけのことをしてもらった」と思えるのであれば、どのお産でも素晴らしいのかもしれません。
妊娠中どういった心境で、どういったイメージを持って過ごせばいいのかはとても大事なことが書いてある本だと思いました。
ちょっとお産系の本に偏ったから、次は他の本も読もうっと。
◎映画「うまれる」。監督さんにお子さんが産まれたそうで良かったですね!子ども(未来)によって過去も変えられるんですね。ご結婚も、おめでとうございます。
by tyukita
| 2010-12-03 09:57
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