今日のブック
2010年 12月 06日
◎『洗脳』苫米地秀人/2008.6.20/三才ブックス
うわあ〜これ、面白いけど怖かった!!
苫米地さん、YouTubeで対談観て、チャンテツが結構気に入って本も買ったりしてたんだけど、私が自分から彼の本を読んだのは初めて。
この人、とにかく肩書きが長い。
なんかよくわからないけど頭いいんだな〜という感じの肩書き。本当にたくさんの肩書きや業績をお持ちの方だが、今回のこの本を読むにあたって一番しっくりくる経歴は「脱洗脳のエキスパートとしてオウム事件の捜査に貢献」というところ。
前半は「これであなたも新興宗教の教祖になれる」情報がたくさん書いています。これは面白い!本当にテクニック的なことが書いてあって面白い。だけど、後半は脱洗脳のテクニックが書いてあるんです。これが…怖い。
オウム事件をモデルにして書いてあるから強烈な処置の方法をあえて書いているのかもしれないけれど、苫米地さんは「オウム信者がクライアントだった時は、私はそのクライアントに麻原の幻覚を見せ、それを虫に変えて潰したりしてみせました(p113)」そうで、…ひえ〜!!白魔術vs黒魔術の戦いのようだ〜。どっちが黒でどっちが白かというのも私自身が洗脳されていたらその判断も間違っているから、もうわかんない〜!!という感想。
ひえ〜こわい〜!!と思いながら読んだら面白かったです。でもちょっとほんとに後半は怖かったので、忘れようと思います。
by tyukita
| 2010-12-06 21:34
| 私的ブクログ