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青森、沖縄、グァテマラ、岡山で生活してきたカフェ好き主婦の自由なブログです。


by tyukita
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単純に。

子どもの眼がキラキラしてたらすごく嬉しい。笑ってたら嬉しい。泣いてたら(泣き方にもよるけど)悲しい。泣いてなくても、辛いことにジッと耐えてたら、いじましくて辛い。
私は子どもにもイライラしてしまうし、都合のいい方便を口にしてしまうから大層なことは決して言えないのだけど、子どもが嫌がってるのに、無理に嫌いな食べ物を食べさせなくてもいいと思う。無理に土遊びをやめさせたり、飛び跳ねるのをやめさせたり、筆圧強く色塗りするのを、やめさせなくていいと思う。
体のため、というのは本当に大事だ。でも、そんなに大事だろうか?
世間のマナーとか、我慢することとかは本当に大事だ。でも、そんなに大事だろうか?

今、職場で、発達障害とか言われている子たちや、そうちゃんを含め、幼児に分類される子たちに接していると、あきらめとはまったく違う次元で、「この子等にこんなことを強いてわかるのだろうか?なぜ叱られてるのかがわかるのだろうか?」と疑問に思うことが多い。ヘレンケラーとサリバン先生の関係は、壮絶ながら実を結んだが、この子等は同じようにはいかないのではないだろうか。わからないのに否定され続けているとしたら(こちらは本人のためを思って叱っているかつもりでも)、それは不幸なことなのではないかと思う。
そして、見ているこちらも辛い。

児童精神科医の佐々木正美先生の本を読んでいる。
まず第一に、彼らが何が得意で何が不得手か知ること。こちらが当然できると思うことが、本当に下手だったりする。その具体的内容を知ること。本当に泣き叫んで嫌がることは無理にさせない方がいいでしょうとの言葉に、心が救われる思いがした。
by tyukita | 2013-08-12 00:36 | 1104?育児、育自